第五十回 番組審議会 議事録

第五十回 番組審議会 議事録

1.開催期日:令和6年7月31日(水)
 
 
2.開催場所:エフエムまつもと株式会社
※各委員宛に審議番組の音源を送付し電子出席と書類上での審議を実施。
 
   
3.委員出席
  委員総数:5名 出席(提出)委員数:4名
 
 
4.議 事
(1)FMまつもと現状報告
(2)番組審議:第106回全国高等学校野球選手権長野大会応援番組『夏をかけぬけろ!高校球児達!! 2024』

(1)FMまつもと 現状報告:FMまつもと担当
 4月より新番組編成となり、生放送番組担当のパーソナリティーを新しく2名迎えた。
 初夏~夏にかけては、松本市内のイベントでの公開録音を予定している。

(2)番組審議
・第106回全国高等学校野球選手権長野大会応援番組『夏をかけぬけろ!高校球児達!! 2024』
(松本深志高等学校、塩尻志学館高等学校編)

<審議対象回放送日>
・令和6年 6月18日(火)

<番組概要>
・甲子園出場を目指して日々頑張る中信地区の高校球児たちにスポットを当て、野球部員たちの生の声をお届けする応援番組。7月6日(土)に開幕する「第106回全国高等学校野球選手権長野大会」に先駆けてお届けします。
※2週間にわたる短期連続シリーズ企画のため、今回は任意の1回分をお聞きいただきます。

<番組審議内容> ※各委員から提出された意見を掲載
(委員1)
・県内中信地区の出場高校にフォーカスした、地元高校を応援する番組でとても興味深く聴きました。各高校の、甲子園に向ける意気込みが聴ける良い番組と感じました。大会の盛り上がる様子を選手の声を通して感じることができました。
・甲子園を沸き立たせる始まりの音楽から冒頭で紹介される各校の情報が端的にまとめられていて聴きやすかった。
・監督のインタビューや選手の生の声が、練習中の背景の音の中にあり、インタビューのリアル感をより感じた。
・一方で、二校のインタビュアーの温度差を若干感じた。選手の言葉を受け止め噛み砕いて説明してもらえればより分かりやすくなると思う。例えば、キャプテンへの質問で、選手が伝えてくれた「三塁コーチャー」のワードが分からない人がいるかもしれないので、受け手が噛み砕いてリスナーに伝えることで、より幅広いリスナーに選手の魅力がより伝わるのではないかと感じた。
・今回2つの学校のインタビューを聴いて、塩尻志学館高等学校のインタビューでは選手や監督の話を汲み取った質問をしているなど、聴きたい情報を取り入れていてとても聴きやすかった。「選手からチームへ向けて普段言えないこと」の質問では素直な選手自身の思いや気持ちが生声を通して聴けてとても良かった。今回はマネージャーのインタビューがなかったが、マネージャーの声も入ると応援番組としての魅力が増すのではないかと思った。
・ラジオを通して地元の出場校を応援したくなる番組だと感じた。

(委員2)
・インタビューを通して、チームの特色や夏の大会にかける想い、監督や選手の人柄などが良く伝わってきた。
・深志高校の早川キャプテンのインタビューは、声が枯れていて、練習や試合で、一生懸命声出ししているんだろうなと想像しながら聴いた。
・各チームの対戦予定について触れられていなかったかと思うが、可能であれば伝えてほしい情報だと思う。
・今回は監督と選手に対するインタビューで構成されていたが、マネージャーや選手コーチなどチームに関わる様々な人の想い収録されれば、より好感のもてる番組になったのではないかと思う。

(委員3)
・打球音やブラスバンドのBGMが追い風となって、いよいよはじまる夏の大会に向け、高校球児たちの熱い想いに胸が高まる内容だったと思う。
・インタビューの声が、練習音に紛れてしまいそうになる場面も若干あり、気になった。
・学校ごとの特色や選手の熱い思いを引き出すよう工夫され、特に塩尻志学館高校の選手インタビューの際に、マネージャーに対し「ありがとう」という普段では言えない感謝の言葉を贈る場面があり、高校生ならではの初々しさと感動があった。
・全体的に高校球児の清々しさ、チームワークの大切さが表現されていて、聴いている我々も心が洗われるようなそんな気持ちになったと思う。

(委員4)
・インタビュアーは、的を得たインタビュー内容で良かったと思うが、若干、間延びを感じた。
・収録はグランドでおこなったと思いますが(それとも室内か)、聞きやすかった。
・番組の内容にあった音楽の選曲だったと思う。

 
5.審議期間の答申又は意見に対してとった措置の内容
前審議会で指摘された諸事項に関しては、関連部署に伝え、今後の番組作りに役立てるように検討を促した。

                                    以上