「第54・55回 邦楽(三曲)鑑賞・教授教室」開催報告

FMまつもと・サンリン共催
「第54・55回 邦楽(三曲)鑑賞・教授教室【邦楽鑑賞会】」

令和5年1月12日(木) 4時限目(12:55~13:50)、5時限目(14:00~14:55)
松本市県の長野県松本県ケ丘高校(=音楽教諭・渡辺亜希子先生)の
音楽室において、2年生音楽選択者:29名(4時限目:第54回)、
2年生音楽選択者:16名(5時限目:第55回)、職員1名を対象に
邦楽(三曲)鑑賞・教授教室を開催しました。

今回も新型コロナウイルス感染拡大防止対策を講じて実施しました。




生徒の皆さんから感想をいただきましたのでご紹介します。

【生徒感想】
・琴は今まで聞いたこともあったけれど、尺八は初めて生で聴きました。吹奏楽でよく聞くフルートとは違って、ほとんど息、みたいな音で演奏していて驚きました。
・低音の琴があるのは知らなかったのですが、迫力があって曲になるとしっかりと支えるようなベースの音になっていてとてもかっこいいと思いました。
・尺八は演奏している方が笛や口の角度を変えていたので、リコーダーと違って、口のあて方など、吹くのが難しいのではないかと思った。
・個人的に西洋音楽より日本音楽の方が聴いていて頭が休まるような感じがした。
・琴のはっきりしながらも響きのある音色、尺八のはかなくも奥行きのある音色、どれも心に残る演奏だった。琴も尺八も三味線も生で聞くのは初めてだったが、それらの音色はどこか懐かしい感じがした。それは自分が日本人であるからなのかなと思う。
・筝は音、演奏を聴いたことがあったが、尺八と三味線は初めて生で聴いた。思っていたよりも演奏する時にすべきことが多く、ちょっとした指使いなども生で見ることで動きがよくわかった。他の邦楽にも触れてみたいと思った。
・とても近くで演奏家の方たちの演奏を聴くという特別な体験ができてよかったです。名前や形は知っているけど、特に尺八は吹き方や音色が独特で難しそうだと思いました。現代の曲もアレンジされていて楽しかったです。まだ聞いたことがない楽器や興味のあるものがあるので、是非聞いてみたいと思いました。
・映像では見たことがあったが生の演奏は初めてだった。昔の曲だけではなく、最近の曲も演奏して下さって、日本文化を次の時代にも繋げていくぞという気持ちが伝わってきて嬉しかった。佇まいがとてもきれいで、自分も楽器を演奏する時、姿勢をまねしてみようと思いました。また機会があったら色んな楽器の生の演奏が聴きたいです。
・筝は同じ楽器なのに音の強さによって聞こえる感じが全然違っていました。爪を使った音は力強い感じがしたけど、指で弾いていた時は柔らかい優しい音がして、曲になった時に、飽きずに色々な音が楽しめて、すごく興味深かったです。

 
※毎週月曜日 午前11時30分~午後12時00分 放送
 「日本の伝統音楽 “有賀喜栄の邦楽三曲”」
 番組関連の出前授業です。