「第44回 邦楽(三曲)鑑賞・教授教室」開催報告

FMまつもと・サンリン共催
「第44回 邦楽(三曲)鑑賞・教授教室」

令和3年5月27日(木)第2校時(午前10時00分~10時50分)、
安曇野市明科の長野県明科高等学校(=音楽専科・塚原智恵先生)の
音楽室において、3年生音楽選択授業の生徒20名を対象に
邦楽(三曲)鑑賞・教授教室を開催しました。
今回もソーシャルディスタンスの確保、マスクの着用、手指消毒などの
新型コロナウイルス感染拡大防止対策を講じて実施しました。


今回は3年生の選択授業ということで、講義形式で行いました。
実際に見る機会の少ない和楽器の説明など真剣な表情で聞き入っていました。

今回は、音楽科の塚原先生に感想をいただきましたので掲載させていただきます。

【塚原先生 感想】
前任校の松本県ケ丘高校で毎年お願いしていた邦楽授業であるが、明科高校にもお声がけいただき、実施することができた。
COVID-19の影響もあって生演奏に触れる機会がほとんどない生徒たちであるが、三曲演奏を聴かせていただける大変貴重な機会となった。
教科書にも載っている「六段の調べ」などの本格的な箏曲だけでなく、生徒たちの知っているポップスをアレンジした曲なども演奏していただいた。
サプライズのコンサートだったが、生徒たちがとても喜んで、ほとんどの生徒が興味を持って集中して聴くことができた。終了後に先生に質問するなど積極的な姿も見られた。
生徒の感想文の中には「日本が大好きなポーランド人の友人に生で聴いて欲しいと思った」「和楽器の音色で日本の和のイメージを音で感じられる」などの記述があったが、自国の伝統文化に触れ理解することで、海外に日本の良さをアピールできるようになってほしいと願っている。
大変すばらしい取り組みであるので、今後も継続していただけるととてもありがたいです。

※毎週月曜日 午前11時30分~午後0時00分 放送
 「日本の伝統音楽 “有賀喜栄の邦楽三曲”」
 番組関連の出前授業です。