第三十九回 番組審議会議事録

第三十九回 番組審議会 議事録

1.開催期日:令和3年5月28日(金)

2.開催場所:
※コロナ禍の社会状況を鑑みて、今回の番組審議会も各委員宛に審議番組の音源を送付し電子出席と書類上での審議を実施した。

3.委員出席
  委員総数:5名 出席(提出)委員数:5名

4.議 事
(1)FMまつもと現状報告
(2)番組審議:「焼きたてパンの美味しいお便り ~まつパンぺろり!~」

(1)FMまつもと現状報告:FMまつもと担当
・コロナ感染状況に対して国、長野県、松本市・近隣行政の出す感染事態宣言に応じ、当社のゲスト、パーソナリティ他への感染防止策に取り組んでいる。

(2)番組審議
「焼きたてパンの美味しいお便り ~まつパンぺろり!~」(提供:SWEET)

<審議対象回放送日>
令和3年4月19日(月) 午前7時30分~午前7時40分
(生放送番組『おはよう791』内)

<番組概要>
松本市と安曇野市で店舗展開するベーカリー「SWEET」の提供コーナー。
毎週月曜日に、その週のおすすめパンについて店舗スタッフさんにご紹介いただいています。
地元で大人気のパン屋さんの最新情報を皆さんへお届けします。

■番組制作コメント
コロナ禍の昨今はステイホームがキーワードであり、おうちごはんを充実させるためテイクアウトのグルメ情報を求めるリスナーも多くなっています。
朝の生放送番組の中の1コーナーではありますが、松本平で店舗展開するベーカリー「SWEET」様にご協力いただき最新情報をリアルタイムでお届けしています。
朝=パンというイメージも強く、リスナーからの注目度も高い月曜日の人気コーナーです。

【審議】※各委員から提出された意見を掲載

・収録制作のような、スラスラと感心する「生放送」だった。
・インタビュアはきれいな声と語りですが、反面、慣れすぎた口調がときどき気になった。
・「食」を耳で伝える、ということ自体が、考えてみればとても面白い。味はもちろん、色、質感、香りを伝える・・・抹茶の香りが漂ってきたかというと、少し疑問。
・10分間あれば、単なるコマーシャルではなく、もう少し文学的に表現したり、音の工夫などができるのではないかと思う。
・クロワッサンを食べる音とか、目の前にあって「食べたい!」という感じがあればいいなと思う。
・ベーグルをマーブル柄にする「技法の話」は面白い。
・「飲み物は抹茶?・・・」という話のように、組み合わせて効果のある飲み物や食べ物の話はよい。更に、食器の色との提案もあると、とくにデザート的なスイーツの場合など、豊かなイメージが広がると思う。

 
・SWEET(スヰト)の森さんの紹介は、何度も出演されていることもあり、3種類の抹茶のパンをイメージが湧きやすいようにご説明されており、訪れて食べたくなる内容だった。
・また、4月ならではの話題、新入社員の様子、さらに名称が決まったスクールバス型キッチンカー「チャーリー」のことにも触れられ、親しみが増す内容を加えたのは良かったと思う。
・次回も聴いていただくために、「次はどんなパンを紹介します」と予告していただくとさらによいのではないかと感じた。
・月曜日の朝にこのような番組があると、今週はどこかでパンでも購入しようかなという気持ちになるのではないかとも感じた。

 
・SWEETさんの提供番組なので、CMの長編版という感があるが、生活密着型の番組づくりが良い。
・日々の生活に不可欠な食べ物の話題なので誰でもが興味が持てる。
・軽快な会話に好感が持てる。
・パンの作成行程や苦労話などから、味や香りまでが伝わってきた。
・企業提供の番組として、さらなる広がりを期待したい。

 
・SWEETの提供によるSWEETの商品紹介なので、なんともコメントし難い番組だ。
・住民にとって身近で実際的な情報ではあると思うが、全編が個別商店の商品紹介では番組の作り込みに難点を感じる。
・例えば、パンの様々な種類について、その歴史や製造過程に触れるなどの工夫があってもよいと感じた(これまでにあったのかもしれないが)。
・SWEET自体が独特の歴史を持っていると思うので、そのような観点からの番組づくりも考えられるのではないか。

 
・スヰトの新入社員の奮闘している様子が見え、この時期の放送としては、タイムリーな内容だった。
・限定の抹茶シリーズのパン、3種類を紹介したが、説明もわかりやすく、原料の産地へこだわりや美味しさが伝わり、購入につながるのではないかと感じた。
・また、作業工程の難しさも紹介でき、美味しさだけでなく、見た目の美しさや作る苦労も伝わってきてよかった。
・今は、高級食パンやフルーツサンドが人気で、多様化が進んでいるように思うが、地元のスヰトには頑張ってもらい、松本のパン業界を盛り上げていってほしい。

 5.審議期間の答申又は意見に対してとった措置の内容
 前審議会で指摘された諸事項に関しては、関連部署に伝え、今後の番組作りに役立てるように検討を促した。

                                   以上