第五十三回 番組審議会 議事録
1.開催期日:令和7年7月30日(水)
2.開催場所:エフエムまつもと株式会社
※各委員宛に審議番組の音源を送付し電子出席と書類上での審議を実施。
3.委員出席
委員総数:5名 出席(提出)委員数:5名
・当社番組審議委員の1名が入れ代わり就任
4.議 事
(1)FMまつもと現状報告
(2)番組審議:「夏をかけぬけろ!高校球児達!! 2025」
(1)FMまつもと 現状報告:FMまつもと担当
ラジオ放送局としての放送免許の更新(10月1日が更新日)に向けて準備をしています。免許は5年ごとの書き替えになりますが、当社は3回目の更新になります。また、5月が決算月で8月の総会開催に向けての準備中です。
(2)番組審議
・第107回全国高等学校野球選手権長野大会 応援番組「夏をかけぬけろ!高校球児達!! 2025」<松商学園高等学校>
<審議対象回放送日>
・令和7年 7月3日(木) 午後6時30分~6時58分
<番組概要>
甲子園出場を目指して日々頑張る中信地区の高校球児たちにスポットを当て、野球部員たちの生の声をお届けする応援番組。7月5日(土)に開幕する「第107回全国高等学校野球選手権長野大会」に先駆けて放送した番組です。
<番組審議内容> ※各委員から提出された意見を掲載
(委員1)
・今年もこの番組を通して高校野球の季節を感じられ、松本地域における長野大会出場校の紹介を、生徒の生の声で放送してもらえるこの番組はリスナーが大変楽しみにしていると思います。
・今回の松商学園高校のインタビューはとても聞きやすく、球児の生の声を自然に聞き出しているところがとても良かった。
・事前の情報やインタビュアーが訪問し、直に感じたことを織り交ぜた問いかけは聞いていて和みました。
・昨年要望した点も、とても良くなっていました。松商学園高校の監督、キャプテン、エースのインタビューで、それぞれの想いや大切にしていることを聞き出していることにとても心に響きました。
・甲子園という舞台を目指す監督、キャプテン、選手のインタビューの中に、感慨深い言葉が沢山あり、自分に置き換えて聞き入ってしまいました。
・生のインタビューを通してどの言葉からも情熱を感じ、強いてはどの世代からも応援するリスナーが広がると思います。
・インタビューの質問については、リスナーそれぞれ聞きたいポイントが違いますから、色々な角度からの質問はとても良いと思いました。
・4年ぶりの甲子園出場、松商学園の栄光に向けてこのインタビューから、より沢山の番組で取り上げて欲しい思いです。
(委員2)
・夏の定番企画で毎回楽しみにしている企画の1つ。特に今回は、歴史と伝統のある松商学園高等学校ということで、興味を持って監督や選手の話に聞き入ったリスナーも多いのではないか。
・様々な質問を通して、チームの特徴や、強みと課題、目標、意気込みなどが、監督や選手自身の言葉で語られている点は非常に好感が持てた。
・構成や時間的な制約もあるが、欲を言えば、マネージャーなどチームを支えている人のインタビューも聞きたかった。
(委員3)
・番組のタイトルにあるように夏に向けた意気込みが内容に表れており全体的にはとても素晴らしい番組かと思う。
・構成として、前後の音楽が流れている時間が多少の間延び感は覚えます。
・インタビューは高校関係者2名に絞り、じっくりお話を伺うことで聞き応えを感じ個人的には良いと思います。
(委員4)
・地元の高校の野球部に着目したとても意義のある番組だと思います。
・地元であっても各学校について詳しくは知らないので、チームの特徴や雰囲気等を選手が話している生の声で聴けるというのがとても良いと思います。
・今回の松商学園のインタビューでは、監督と選手、双方の話を聞くことができとても興味深く、面白かったです。
・バックで流れている選手たちの練習の声も臨場感があり、また高校野球らしい活き活きとした力強さが伝わってきてとても良いと思いました。
・質問が少々矢継ぎ早に感じたので、もう少し落ち着いてじっくりインタビューしても良かったのではないかと思いました。
・タイトルコールや提供を読んでいる女性の声が明るく爽やかでこの番組にとても合っていて良かったです。
・最後に校歌が流れるのも高校野球らしい良い演出だと思います。
・各学校を取材するのは大変だと思いますが、ぜひ来年も続けていただきたい番組です。
・また、この番組制作のノウハウを活かして高校野球以外のバージョン(スポーツに限らず文化部等も含めて)も聴けたらいいなと思いました。
(委員5)
・本番組は、甲子園出場を目指す高校球児たちの生の声を届けるコンセプトのもと、インタビューを通じて、彼らの努力や情熱をリアルに伝える構成となっており、非常に意義深い内容でした。
・練習中の掛け声や応援の声などがBGMとして効果的に使われており、リスナーにとっても臨場感があり、まるでグラウンドにいるかのような感覚を覚えました。言葉だけでなく、音からも選手たちの努力や熱量が伝わってくる工夫は、ラジオならではの魅力を活かした演出だったと思います。
・高校野球の勝敗だけでなく、人生の一ページとして捉え、夢や目標に向かって努力する若者たちを応援する姿勢が感じられ、多くのリスナーに感動と勇気を届けるとともに、「この夏、どんなドラマが生まれるだろう」とワクワクする気持ちや、「彼らにぜひ頑張ってほしい」という応援の思いを引き出す番組であったと評価します。
5.審議期間の答申又は意見に対してとった措置の内容
前審議会で指摘された諸事項に関しては、関連部署に伝え、今後の番組作りに役立てるように検討を促した。
以上