「第33回 邦楽(三曲)鑑賞・教授教室」開催報告

FMまつもと・サンリン共催
「第33回 邦楽(三曲)鑑賞・教授教室」

令和元年6月12日(水曜日)2時間目(午前10時15分~11時05分)、
松本市波田の長野県梓川高等学校(=音楽専科・鈴木千絵先生)の
音楽室において、3年選択「音楽Ⅲ」講座の生徒32名と職員4名を対象に
邦楽(三曲)鑑賞・教授教室を開催しました。


箏、尺八、三味線といった和楽器と触れ合える授業ということで、
それぞれの楽器の特徴や説明を真剣に聞きながら
生徒達も積極的に取り組んでいました。
生演奏では有名曲から生徒達たちにも馴染みのあるポップスまで
幅広いジャンルのナンバーが披露されました。

今回は、生徒の皆さんと鈴木先生から感想をいただきましたのでご紹介します。

【生徒 感想】
・三味線を弾いているところを生で初めてみた。すごく難しそうなのにすごくきれいな音で感動した。
・箏を右手でも左手でも、いろいろな弾き方で弾いていてびっくりしました。
・三味線、箏、尺八が一緒に演奏した時、一つ一つの楽器の良さが伝わってきてすごくきれいでした。
・楽器の歴史を聞き、三味線の胴の皮は、猫や犬だったと聞いて驚いた。
・どの楽器もビブラートが使われていて、とても余韻があってきれいだった。
・尺八は、たった5つの穴しかないのに、すごく多くの音色を表現されていてすごいと思った。
・自分で出した箏の音色と全然ちがって、すっごくきれいで聴き入ってしまった。
・現代的な曲も和楽器で演奏するとまるで違う曲のように聞こえてとても楽しかった。

【鈴木先生 感想】
今年も3年生の授業で、邦楽教室を開いていただきありがとうございました。
生徒達の反応はとても良く、生で本物の演奏を聴く機会を与えていただけることに、本当に感謝しております。
普段、なかなか聴くことができない和楽器を間近で感じることができ、生徒にとって未知の世界を垣間見ることができたひとときになりました。
今後の授業でも、和楽器にふれる機会をなるべく作っていきたいと思います。

※毎週月曜日 午前11時30分~午後0時00分 放送
 「日本の伝統音楽 “有賀喜栄の邦楽三曲”」
 番組関連の出前授業です。