「第26回 邦楽(三曲)鑑賞・教授教室」開催報告

FMまつもと・サンリン共催
「第26回 邦楽(三曲)鑑賞・教授教室」

平成30年7月11日(水曜日)、
塩尻市広丘吉田の長野県田川高等学校(=音楽・諸橋知子先生)の
音楽室において、午前8時40分~午前9時30分(第一校時)の間、
3年生の音楽選択者6名と教諭2名を対象に邦楽(三曲)教授教室を開催しました。

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『春の海』『六段の調べ』『さくら さくら』のほか、
ポップスを三曲にアレンジして演奏するなど、様々なジャンルの
ナンバーが披露され、生徒達も真剣な表情で聞き入っていました。

今回は、生徒の皆さんと担当の諸橋先生から感想をいただきましたので
紹介させていただきます。

【生徒の感想】
・箏で弾いていたお正月の曲が好きなので嬉しかったし、
1本でアンプもなしであの迫力が出るのはすごいなと思った。

・三味線はフレットがないのにあんなに正確に音程を
合わせられてすごいなと思った。

・知っている曲があったのでとてもおもしろかったです。
お箏とか、とてもいい音色できれいでした。2年の時に(木製の)三線を
やったけど、あんなにいい音にはなりませんでした。
さすがプロだと思いました。そして尺八も音色が透き通っていて
良かったです。とても楽しかったです。ありがとうございました。

・三味線、箏、尺八での演奏はあまり聴く機会がないので、
とても楽しかったです。知っている曲でも楽器が違うだけで
雰囲気も全く違って、おもしろかったです。ありがとうございました。

・なかなか聴ける機会がなかったので、和楽器の演奏を聴けてよかった。
いろんな曲が演奏できると知ったので、他の曲も聴きたいと思った。

・尺八の音がすごく好きなので、生で聴けてうれしかったです。
今時の曲を演奏していただけて、和楽器がすごく近く感じました。
ありがとうございました。

・和楽器の演奏を聴いてとっても落ち着いた気持ちになった。
もっといろんな曲を聴いてみたいと思った。

【諸橋先生の感想】
今年も、3年生の授業で邦楽教室を行っていただきました。
本校には和楽器がないため、日頃和楽器の音や楽器にふれる機会が
ないのですが、「春の海」など、「どこかで聞いたことがある」と
生徒が感じる曲を通して全員が和楽器の魅力に引き込まれていました。
生徒がよく知っているポップスを和楽器で演奏するのも新鮮でしたし、
後半の「二つの田園詩」は何度聴いても魅力的でした。
今年もありがとうございました。

※毎週月曜日 午前11時30分~午後0時00分 放送
 「日本の伝統音楽 “有賀喜栄の邦楽三曲”」
 番組関連の出前授業です。