「第25回 邦楽(三曲)鑑賞・教授教室」開催報告

FMまつもと・サンリン共催
「第25回 邦楽(三曲)鑑賞・教授教室」

平成30年6月21日(木曜日)、
松本市波田の長野県梓川高等学校(=音楽科・鈴木千絵先生)の
音楽室において、午後1時45分~午後2時35分(第五校時)の間、
3年生の音楽選択者30名と教諭1名を対象に邦楽(三曲)教授教室を開催しました。

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定番の『春の海』『六段の調べ』『さくら さくら』のほか、
現代曲のアレンジなど幅広い選曲に、生徒達も真剣な表情で聞き入っていました。
三曲、箏曲、三味線や尺八の邦楽曲など、生徒達にとっては普段あまり
触れる機会がない音楽で、とても新鮮だったようです。

今回は、生徒の皆さんと担当の鈴木先生から感想をいただきましたので
紹介させていただきます。

【生徒の感想】
・「さくら さくら」を自分も演奏したことがあるけど、比べものにならないくらい迫力があってすごかった。
・箏は今回の演奏をきいて左手も大事なんだなと思った。
・弦を押したり、ゆらしたり、弾いたりすることで、いろいろな音が出るんだなと思った。
・音色がとてもきれいで、眠くなるくらいなごむ音だった。
・十七弦の音がすごくきれいで良かった。
・尺八は竹一本でできているのにあんな音が出てすごいと思った。
・普段は、あまりきいたことがない曲ばかりで斬新だった。
・楽器の説明などもしてくれて分かり易かった。
・それぞれの音色に特徴があって、どれもきれいだった
・尺八の音が個人的に好きだった。
・最近の曲などもやってくれて、和楽器できくと、また違って新鮮だった。
・一番感動したのは、「海の声」の演奏です。3つの和楽器でこんなにもすごい演奏ができるなんて思いませんでした。
・どの曲も素晴らしかったです。

【鈴木先生の感想】
・昨年に続いて授業内で演奏をお願いしました。前の時間に少しだけ箏で、
 平調子の音階、さくらをやってみました。生徒達は、本物の音を肌で感じて、
 とても感動したようです。和楽器の音色をきいたのが初めてだった生徒も
 いたので、演奏していただいて良かったです。自分自身でも、和楽器に
 係わる機会をできる限り作っていこうと改めて思いました。
 本当にありがとうございました。

※毎週月曜日 午前11時30分~午後0時00分 放送
 「日本の伝統音楽 “有賀喜栄の邦楽三曲”」
 番組関連の出前授業です。