FMまつもと・サンリン共催
「第42回 邦楽(三曲)鑑賞・教授教室」
令和2年11月11日(水) 第2校時(9:30~10:15)、
松本市渚の松本市立田川小学校(=担当・音楽専科 一色雪代先生)で
邦楽(三曲)鑑賞・教授教室を開催しました。
今回もソーシャルディスタンスの確保、マスクの着用、手指消毒などの
新型コロナウイルス感染拡大防止対策を講じて実施しました。
今回は児童の皆さんと一色先生から
感想をいただきましたので、ご紹介します。
児童の感想より
・和の音がすばらしかった。お琴では指使いがなめらかですごいと思いました。そして、あんなに速く指を使っていたのでびっくりしました。私もやってみたいと思いました。
・どの楽器もそれぞれの良さや特徴があっていいなと思いました。僕も年を重ねてきたら趣味としてでもやってみたいなと思いました。
・尺八はリコーダーみたいで、寒くて音が出にくいところもリコーダーと同じだと思いました。琴はいろんな音の高さがあったり、はじき方によって雰囲気が変わった感じがしました。
・とても素敵な演奏でした。とても指が速く動いていてすごいなぁと思いました。知っている曲もあって楽しかったです。尺八やお琴が学校にあるので、早く弾いてみたいと思いました。
・琴や三味線、尺八、十七弦など、生だからこそわかる響きが分かりやすく、美しい音色の楽器が登場しました。「春の海」や「さくら」は、どこかで聴いたことがありましたが、こんなにしっかりと聴いたのは初めてで美しい曲だと思いました。また、「パプリカ」や「千本桜」など親しみやすい曲をセレクトしてくれて、ありがとうございました。 私もお琴を習いたいです。
・今日は2時限目に邦楽教室がありました。使われていた楽器は、尺八、琴、十七弦、三味線です。まず、琴と三味線の「春の海」です。ぼくはこの曲を聴いて、正月のスーパーで流れている曲だ、と思いました。次に「千本桜」でした。自分の知っている曲が和楽器できれいに演奏できると知って、驚きました。
・私は、琴や尺八の演奏を初めて聴きました。琴がどのような楽器なのか、よく知らなかったのですが、中国から伝わったことや、龍の足などが琴にあることがわかりました。琴の特徴をお家の人にも話したいです。
・琴は素晴らしい音色でした。琴を弾いているときの指使いにびっくりしました。すごく速くて驚きました。生活の中であまり使わない動きをするのと、とても素早く動かしていたからです。
・和楽器の演奏が楽しかったです。奥深さがあるのに、知っている曲もあって、三重奏が盛り上がって、感動しました。
・和楽器の演奏会がありました。わたしは前に、家で「さくら」を弾いたことがありました。初めて十七弦を見て、大きくて糸も太くてすごく心に残りました。
【一色先生 感想】
この度は邦楽教室に ご来校いただきまして ありがとうございました。
子ども達は普段ふれることの少ない楽器の音色に大変興味をもち、
来週からの筝を使った授業もより楽しみになった様です。
DVD 等で演奏の様子を見ることはあるのですが、
実際に目の前で演奏していただいたことで、
楽器の魅力を十分に感じることができたようです。
貴重な機会を与えていただき感謝しております。
※毎週月曜日 午前11時30分~午後12時00分 放送
「日本の伝統音楽 “有賀喜栄の邦楽三曲”」
番組関連の出前授業です。