「第35回 邦楽(三曲)鑑賞・教授教室」開催報告

FMまつもと・サンリン共催
「第35回 邦楽(三曲)鑑賞・教授教室」

令和元年8月28日(水曜日)、
松本市安曇島々の松本市立安曇小中学校(=担当・横山享司先生)の
音楽室において、5年生3名と6年生4名を対象に邦楽(三曲)鑑賞・教授教室を開催しました。


「春の海」「さくら」などの有名曲のほか、児童たちにも馴染みのある
J-POPナンバーが披露されました。和楽器を触るのが初めてという子供も居り、
少し緊張した面持ちで楽器に触れていました。
少ない人数ながらも充実した邦楽教室となりました。

今回は、横山先生から感想をいただきましたのでご紹介します。

【感想】
先日は邦楽教室を開催していただきありがとうございました。
6年生は、音楽の時間に「箏」を触り、「さくら」の演奏をした経験がありましたが、一流の演奏を目の前で鑑賞するのは初めて。
男子児童は演奏曲の中に「千本桜」があったことに触れて「『千本桜』はデジタルの音楽だという印象が強かったけど、和楽器で演奏しているのを初めて聴いて、同じ曲でも何か風情があるなあと思いました。」と語っていました。
5年生は、演奏終了後に箏や尺八を実際に触らせていただき、少し緊張しながら音を出していました。
女子児童は「洋楽と違って和楽器の演奏は落ち着いた感じがしました。また、箏を触ってみて、他の学期と比べて不思議な形をしているし、『龍』という言葉がつくのもおもしろいなと思いました。」と語っていました。

※毎週月曜日 午前11時30分~午後0時00分 放送
 「日本の伝統音楽 “有賀喜栄の邦楽三曲”」
 番組関連の出前授業です。