「第28回 邦楽(三曲)鑑賞・教授教室」開催報告

FMまつもと・サンリン共催
「第28回 邦楽(三曲)鑑賞・教授教室」

平成30年11月13日(火曜日)午前9時40分~午前10時25分、
松本市筑摩の松本市立筑摩小学校(=音楽専科・大前美和子先生)の
音楽室において、4学年の児童78名、担任3名、専科1名 計82名を対象に
邦楽(三曲)教授教室を開催しました。


子ども達は目の前で実際に演奏する姿を見て、迫力を感じたり、
生の音色に聴き入ったりしていました。『千本桜』や『海の声』などの
子ども達の知っている曲では、一緒に口ずさんだりして楽しんでいました。

【児童 感想】
・テレビでは見たことがあるけど、本当に見ると迫力があって、すばやくやっていて、とてもかっこいいなと思いました。私はやったことがないけど、きかいがあればやってみたいです。

・どの曲もよかったけれど、一番心に残ったのは『春の海』です。琴が尺八に負けないくらいいい音が出ていました。外国から輸入したギターとかもいいけど、日本の琴、三 味線、尺八もいいなあと思いました。

・三味線は名前は知っていたけど、実物を見たこともないし、音も聞いたことがなかったので本物を見られてうれしかったです。

・初めて尺八や琴の演奏を聴きました。琴は桐の木という軽い木でできていることもわかりました。琴の音は響いてきれいでした。尺八は竹でできている楽器ということも分かりました。今度は琴や尺八をならしたりふいたりしてみたいです。

・初めて聞いた曲や聞いたことのある曲がいっぱい聴けて最高でした。音がきれいで、全部の楽器の演奏では、交互になったり、一緒になったりして面白かったです。最後の 曲では、聞いたことがあってやわらかなところが多くてゆったりできました。

・三味線など日本の昔から伝わっている楽器で演奏してくれて、自分にとって子守唄みたいに気持ちよかったです。途中で自分の知っている曲が、日本の楽器でやると、一風 変わってきれいでした。こういう楽器をこれからもずっと先につなげて生きたいなと思いました。

※毎週月曜日 午前11時30分~午後0時00分 放送
 「日本の伝統音楽 “有賀喜栄の邦楽三曲”」
 番組関連の出前授業です。