「第23回 邦楽(三曲)鑑賞・教授教室」開催報告

FMまつもと・サンリン共催
「第23回 邦楽(三曲)鑑賞・教授教室」

平成30年4月25日(水曜日)、
安曇野市明科東川手の安曇野市立明北小学校(=音楽科・松下由起子先生)の
音楽室において、午後1時05分~午後1時50分の間、
4年~6年の児童58名、職員5名を対象に
邦楽(三曲)鑑賞・教授教室を開催しました。

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定番の『春の海』『六段の調べ』『さくら さくら』のほか、
子ども達も良く知っているポップソングも筝で演奏され、
真剣に聞き入っている様子でした。

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また、演奏後には楽譜を見たり、和楽器に実際に触れてみたりと
楽しそうに学んでいました。

今回は、音楽科の松下先生と児童の皆さんから感想をいただきましたので
紹介させていただきます。

【音楽科・松下先生】
臨場感あふれる演奏を目の前で聴かせていただき、更に演奏後には、
楽器に触れさせていただいたり、楽譜を見せていただいたり、
子どもたちは目をキラキラさせていました。
今後の音楽学習に生かしていける貴重な体験をさせていただきました。
私自身も勉強させていただき、子どもたちと共に発展した学習を
展開していきたいと改めて考えております。
このような有意義な時間を過ごさせていただきましたこと、大変感謝申し上げます。
そして演奏してくださった3名の先生方、ありがとうございました。

【児童の感想より】
○本日はお忙しい中、明北小学校に来てくださり、ありがとうございました。
たくさんあった演奏の中で、私が一番すごいと思ったのが「さくら」です。
最初はゆっくりで音も少なかったのですが、演奏が進むにつれて、
どんどん速くなって音も多くなったので、きれいだけど難しそうだと思いました。
また来ていただけたら嬉しいです。本当にありがとうございました。(6年)

○今日は明北小に来ていただきありがとうございました。
なかなか体験することもできない箏や尺八、三味線などで音楽を聴けてとてもよかったです。
中でも私たちが知っている「海の声」は箏などの和楽器でも演奏できることに関心を持ちました。
今日はありがとうございました。(6年)

○今日はお忙しい中お越しいただきありがとうございました。昨年も演奏していただき
聴かせてもらいましたが、今年もまた違う感じ方をしました。聴いたことのある曲でも、
雰囲気が違ってとてもすごいと思いました。本日は本当にありがとうございました。(6年)

○今日はお忙しい中来ていただいてありがとうございました。
私が気に入ったのが「春の海」という曲です。
海のザザーという音が箏にあらわされていて良かったです。(5年)

○演奏している人は軽くやっているように見えていたけど、
体験してみるととても力が必要だった。尺八は息が切れそうになった。(4年)

○三味線で聴かせていただいた「千本桜」は今、金管バンドでやっていて、
すごく楽しく聴きました。来年も楽しみにしています。(4年)

※毎週月曜日 午前11時30分~午後0時00分 放送
 「日本の伝統音楽 “有賀喜栄の邦楽三曲”」
 番組関連の出前授業です。