「第14回 邦楽(三曲)鑑賞・教授教室」開催報告

FMまつもと・サンリン共催
「第14回 邦楽(三曲)鑑賞・教授教室」

平成29年6月23日(金曜日)、
松本市波田の長野県梓川高等学校(=音楽科・鈴木千絵先生)の
音楽室において、午前11時10分~午後0時00分(3時間目)の間、
3年選択「音楽一般」講座の生徒30名、教諭4名を対象に
邦楽(三曲)鑑賞・教授教室を開催しました。
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「春の海」や「さくら」などの伝統的な楽曲の他に、
「二つの田園詩」や「千本桜」などの曲も演奏されました。
普段は目にする機会の少ない和楽器に興味をもった生徒も多く、
各楽器の解説に真剣に耳を傾けている様子でした。

今回は、生徒の皆さんと先生方から感想をいただきましたので
抜粋にてご紹介します。

【生徒の感想】
・私もいつか弾きたい。弾いてみたい。(多数)
・とてもきれいな音色で心地よい音でした。(多数)
・「二つの田園詩」が一番印象に残った。良かった。一番好きな感じ。(多数)
・三曲でも現代の曲がひけるし、ひいても違和感がなくて、とても心地よいと思った。
・よく耳にする「春の海」「さくら」が生で聴けてよかった。
・尺八の吹き方は独特で、難しそうでした。
・知っている曲もたくさんあって、とても楽しかった。
・途中で、柱の位置をずらして、ひいていて、すごい技だと思った。

【先生方の感想】
・少しの間、日常を忘れるような、とても和むひとときでした。
・心が癒やされ、とても良い鑑賞会でした。

【音楽科・鈴木千絵先生 感想】
実際に、目の前でプロの演奏を見て、聴いて、感じられる、
とても良い時間を作っていただき、ありがとうございました。
生徒が、とても熱心に耳と心を傾け、日本の音楽を肌で感じていました。
自分自身も、本物の邦楽演奏に触れる機会をなかなか持てずにいたので、
とてもうれしく、ありがたく感じています。
生徒の気持ちが新鮮なうちに、学校にある琴を使って、少しでも
和楽器体験を授業で取り入れてみたいと思います。

※毎週月曜日 午前11時30分~午後0時00分 放送
 「日本の伝統音楽 “有賀喜栄の邦楽三曲”」
 番組関連の出前授業です。