「第9回 邦楽(三曲)鑑賞・教授教室」開催報告

FMまつもと・サンリン共催
「第9回 邦楽(三曲)鑑賞・教授教室」

平成29年1月16日(月曜日)、
安曇野市の安曇野市立明南小学校(=音楽専科・大畠紀志世先生)において、
5・6年生児童の98名を対象に、邦楽(三曲)鑑賞・教授教室を開催しました。
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5・6年生は、音楽の授業でも実際に筝を演奏した経験があり、
今回の鑑賞・教授教室を通して邦楽(三曲)や和楽器に対する理解が
さらに深まったようです。「春の海」「さくら」といった伝統的な楽曲だけでなく、
「千本桜」や「365日の紙飛行機」といった、子ども達にとって身近な曲も披露され、
和楽器をより身近に感じていた様子でした。

今回は、明南小学校の子ども達から感想をいただきましたので
抜粋にてご紹介します。

【6年生・女子】
「邦楽教室、ありがとうございました。琴や三味線、尺八のひびきが
とてもキレイで時に迫力もあり、すごかったです。
特に私は「春の海」が好きになりました。なぜかというと、
最初の部分はよく聴いているけれど中ばんの激しい所は中々聴いたことがなく
「こんなに格好良い所があったんだ。」とこの曲のまた違った良さが
見つけられたからです。昔ながらの曲も好きですが、最近のJ-POPも
和楽器で演奏していただき、素敵だなと思いました。(中略)
和楽器がこの教室でぐっと身近にそして好きになりました。
本当にありがとうございました。」

【6年生・女子】
「演奏をしてくださったみなさんへ。
今日は明南小学校で琴や尺八、三味線を演奏していただきありがとうございました。
はじめの曲の「春の海」はスーパーやテレビなど様々な所で聞いていて
とてもなじみがあり、すごく聞きいることができました。他にも三味線で
「千本桜」を演奏してくださったり、学校でもならったことのある「さくらさくら」
を琴で演奏してくださったりと、和楽器をあまり知らない私でもすごく楽しめました。
尺八の名前の由来や琴の種類がたくさんあることを知れてとても勉強になりました。
(中略)とても最高でした!」

※毎週月曜日 午前11時30分~午後0時00分 放送
 「日本の伝統音楽 “有賀喜栄の邦楽三曲”」
 番組関連の出前授業です。