第四十三回 番組審議会 議事録

第四十三回 番組審議会 議事録

1.開催期日:令和4年5月25日(水)

2.開催場所:
※コロナ禍の社会状況を鑑みて、今回の番組審議会も各委員宛に審議番組の音源を送付し電子出席と書類上での審議を実施した。

3.委員出席
  委員総数:5名 出席(提出)委員数:5名

4.議 事
(1)FMまつもと現状報告
(2)番組審議:『北尾トロのヨムラジR』

(1)FMまつもと現状報告:FMまつもと担当
長野県及び松本保健所管内のコロナ感染状況を鑑みて、当社のゲスト等スタジオ入室者の生出演をリモート出演にしている。引き続き新型コロナウイルス感染防止対策を徹底し、継続していく。

(2)番組審議
『北尾トロのヨムラジR』

<審議対象回放送日>
令和4年4月25日(月) 午後7時30分~〔再放送:4月26日(火) 午前9時45分~〕

<番組概要>
2020年3月まで放送していた ブック&トークエンタメ番組「北尾トロのヨムラジ」がリニューアルし、2022年4月から新たに始動!番組タイトルに“リターン”の頭文字「R」をつけて「北尾トロのヨムラジR(アール)」として生まれ変わりました。松本市にゆかりのあるフリーライターの北尾トロさんが、独自の視点で繰り広げる濃密トークの15分間をお楽しみください。

<番組審議内容>※各委員から提出された意見を掲載

・「本」という身近な話題を、取っ付きやすく、親しみやすく取り上げていて良かった。
・出演者のキャラクターの良さが、聞いていて、楽しく、とてもわかりやすく感じた。
・本の話題とはいえ、普段あまり耳にすることのない素材を、わかりやすくフランクに話していただいて、とても楽しく、興味がもって聞くことができた。
・BGMなのか、時計の針が刻むような音が気になった。BGMは要らないのでは、と思った。

・地域の書店や地域のバッティングセンターなどに言及はあるものの内容自体は地域と無関係、しかし気軽に聴ける最新情報を出演者の個性をもとに伝える、このような番組を組み入れることはコミュニティFMのリスナーを増やすうえでそれなりの効果があるはずなのでヒットだと思います。
・今回リニューアルされたのを機会に、松本に関する様々な話題を取り上げ独自の感性によるトークが繰り広げられることを期待します。
・今回は都会のホームレスに関する書籍の紹介でしたが、今後は、例えば新型コロナの蔓延も2年以上にわたっているのでコロナ禍での様々な実態、驚くような実態を独特の視点から扱っている出版物などを紹介してくれれば嬉しいです。

・前回の放送を聞かなくても、北尾トロさんの人となりが二人のやりとりからイメージされ、北尾さんの話に期待が膨らむ放送でした。
・タイトルコールで「R」の強調にインパクトがあり、今までの番組のリニューアルであることが伝わりました。冒頭だけで、どんな番組なのかが端的に分かりやすく伝わりました。
・本に関する情報、おすすめの本、それぞれ聴きやすい振り方でした。
・最初のトロさんの「P+DBOOKS(ピープラスディーブックス)」の放送内容においては、出版背景のストーリーが自然に入ってきました。いつも利用していても知らなかった情報をラジオは提供してくれるなと改めて感心しました。
・とても自然体なやりとりが、テンポも良くてとても魅力を感じる番組だと感じました。
・おすすめの本コーナーで、社会の動き、状況が変わっている中での内容、書かれている人の考え方が違う、”今が含まれている” という視点が伝わりました。
・おすすめ本の著者名、本のタイトルも繰り返してくれたので伝わりやすかったです。
・おもケンさんのサクサクした投げかけが、北尾トロさんの話をうまく引き出していてお互いリモートでの放送とは感じさせないスムーズで自然なやりとりが聞いていて心地よく感じました。
・魅力的な番組で毎週逃したくない、楽しみな情報番組だと思います。

・トロさんとおもケンさんの声質が心地良い感じで、とても聞きやすい番組でした。
・オープニングの掛け合いのテンポが軽い感じで進む一方、おすすめの一冊の紹介では、おもケンさんが小さめに相槌を打ったり、控えめに笑ったりしていたので、トロさんのトークをメインにじっくりと聞くことができました。
・単に本の内容の紹介だけではなく、トロさんの視点を通して、社会問題に触れた解説をされていて興味深く、読んでみたいと思える紹介でした。
・オンラインシステムを利用し、リモート収録を行ったとのことですが、お二人のやりとりが自然な空気感だったことと、15分という時間と内容のバランスが良かったことで、楽しむことができ、次回も聞いてみたいと思える番組でした。

・全体的に、北尾トロさんの本に対する愛情や人間愛を感じることができ、作品の魅力が具体的に紹介されていて、紹介された本を読んでみたいと思える内容でした。
・それを可能にしているのは、アシスタントのおもケンさんとの絶妙な距離感と息の合った掛け合いによるものと感じました。
・「P+DBOOKS(ピープラスディーブックス)」の紹介については、松本市での販売書店や北杜夫の情報を織り交ぜ、よりリスナーに興味を持ってもらえるような内容で良かったと思います。

5.審議期間の答申又は意見に対してとった措置の内容
前審議会で指摘された諸事項に関しては、関連部署に伝え、今後の番組作りに役立てるように検討を促した。

                                    以上