FMまつもと・サンリン共催
「第77回 邦楽(三曲)鑑賞・教授教室」
令和7年4月30日(水)2時間目(9:35~10:20)
安曇野市明科の安曇野市立明北小学校(=音楽科・大曽雪絵先生)の
体育館において、4年生(16名)・5年生(17名)・6年生(14名)と
職員(5名)の計52名を対象に、邦楽(三曲)鑑賞・教授教室を開催しました。
以下、児童の皆さんと大曽先生から感想をいただきましたのでご紹介します。
【児童の感想】
・和楽器で鬼滅の刃の曲を演奏でしていてすごいと思いました。速い曲なのに、しっかり旋律が聞こえてきました。箏や三味線の音が力強くてかっこよかったです。
・箏の弦の数がいろいろあることを初めて知りました。弦の数が違うと、音色も変わるんだと思いました。
・尺八がリコーダーみたいなのに、大きさや音が違っていてびっくりしました。
・「さくら」の曲は、流れるような感じで演奏していて、桜の花が散るような感じがしました。
・箏の弦を押さえて音程を変えながら演奏するのがかっこよかったです。
・箏、尺八、三味線の楽器の音色や響きがきれいだなあと思いました。日本の楽器だけど、自分が知っている曲も演奏してもらって嬉しかっです。
・三人だけでも、迫力のある演奏で感動しました。難しいリズムや細かい音も表現していてすごいと思います。日本の楽器や音楽の良さを感じられてよかったです。
【大曽先生より】
今年度も邦楽教室を開催していただき、ありがとうございました。
和楽器の生演奏を聴く機会がほとんどない児童にとって、とても貴重な時間でした。
古くから大切にされてきた曲に加え、児童が聞き慣れている曲も演奏していただき、児童が興味を深めながら聞いている様子が印象的でした。
鑑賞の授業などで和楽器について触れる機会がありますが、やはり本物の楽器の音色の響きを生で味わえる良さには勝てません。
細かい音を出すときの手の動きや、弦のはじき方などを間近で見て、先生方の奏法に感動している児童も多かったです。
音楽だけでなく、日本の文化を体験的に学べる良さを、改めて感じました。
今年度も貴重な体験をさせていただき、本当にありがとうございました。
※毎週月曜日 午前11時30分~午後12時00分 放送
「日本の伝統音楽 “有賀喜栄の邦楽三曲”」
番組関連の出前授業です。