第四十九回 番組審議会 議事録

第四十九回 番組審議会 議事録

1.開催期日:令和6年3月28日(木)

 
2.開催場所:
※各委員宛に審議番組の音源を送付し電子出席と書類上での審議を実施。
※当社スタジオを使用した場合の密具合などを踏まえ、新型コロナ、インフルエンザ等の感染症予防対策の一環として今回の番組審議会は電子配信・書類上で行うこととした。

   
3.委員出席
  委員総数:5名 出席(提出)委員数:5名
 

4.議 事
(1)FMまつもと現状報告
(2)番組審議:エフエムまつもと スポーツスペシャル「Road to Victory」内ハーフタイムリポート
(3)その他(来年度以降の審議会開催形式について)

(1)FMまつもと 現状報告:FMまつもと担当
 CM等の事業売上の伸び悩みがあり、改善策や新規企画等を検討している。また、松本市との緊急放送割込システムの構築提案が進行中となっている。

(2)番組審議
・エフエムまつもと スポーツスペシャル「Road to Victory」
B.LEAGUE 2023-24シーズン 第18節『信州ブレイブウォリアーズ vs アルバルク東京』 松本ゲーム DAY2 内よりハーフタイムリポート(ミニ番組)

<審議対象回放送日>
・令和6年 1月21日(日)

<番組概要>
B.LEAGUE B1 中地区所属の信州ブレイブウォリアーズの試合中継の際、ハーフタイムにオンエアしたミニ番組です。事前に練習会場がある千曲市へ伺い、取材を行いました。今季の手ごたえや、松本大会への意気込みなど信州ブレイブウォリアーズの石川選手と星野選手にインタビューしています。

<番組審議内容>※各委員から提出された意見を掲載

・石川選手とのやり取りで、信州→熊本→名古屋のチームを経て信州に戻った選手なので、他のチームと信州ブレーブウォリアーズの違いについてもっと突っ込んで訪ねて欲しかった。
・石川選手の発言で、「コーチのバスケット」という表現が2~3度あって、その後にヘッドコーチのことだとわかったが、聴いている側では、「コーチのバスケット」では何を言っているのか理解できないので(私は最初「高地のバスケット」かと思った)、聴き手がその点を補うような配慮が欲しかった。
・同じように、星野選手の発言で「ブースター」というのが出てきたが、それも私には理解できなかった。
・番組全体を通して感じたのは、来たるべき試合をFMまつもとが中継する予定だったのだから、もっと繰り返して放送の日時等の関連事項をを宣伝してもよかったのではないか。
・バスケットボールは、長野県の中学生では競技人口が多いスポーツなので、その点を考慮した番組づくりも望まれるところである。

・信州ブレイブウォリアーズ選手へのインタビュー、選手の生の声がとても良かった。
・コーチへの信頼関係がインタビューを通して伝わり、とても絆が強いことを選手の声を自然にに引き出していると感じた。
・背後から聞こえるドリブルの音で、選手の話と合わせてバスケの練習背景がイメージでき耳からのラジオの良さを感じた。
・星野選手の松本市についてのインタビューがとても新鮮に聴こえてきた。滋賀から信州への決め手、インタビュアーの「選手の意気込みや信州の良さ、チームに入った訳」を上手く自然に引き出していて、県外から来る選手の人柄が伝わり聞きやすかった。選手の人柄を引き出せていたインタビューでした。
・ラジオの実況中継で「シュート以外のエナジーを出しているところを伝えて欲しい」との声から、ラジオでの実況中継への期待感が湧きました。

・ハーフタイムを利用して、選手のインタビューを流すのは、試合中継の興奮のクールダウンも兼ねて、楽しみでとても良い企画だと思う。
・生田さんのインタビューがテンポよく聞きやすく、まさに聞きたいこと、知りたいことを両選手から引き出してくれて、興味を持てる内容だった。
・15分という尺が限られているが、欲を言えば、対戦相手のアルバルク東京との試合への意気込みだけでなく、相手チームの選手の特徴や試合の見どころのポイントなどをもう少し聞けると、さらに試合の後半が楽しみになるのではないかと感じた。
・ボールのドリブル音やシューズの摩擦音が、BGMと相まって、番組導入時の雰囲気を盛り上げていて良かったが、次第にインタビューに没入していくため、少し耳障りに聞こえた。後半はBGMだけでも良かったのではないかと思った。

・インタビュアーが、選手の考え方や思っていることなど、素直な気持ちを上手に引き出していて、非常に聞きやすかったし、楽しく聞くことができた。
・松本大会にかける意気込みなど、松本の信州ブレイブウォリアーズファンにとっても興味深いインタビュー項目だったのではないかと思う。
・できれば、最後に、そうした地元ファンのリスナーに向けたメッセージを聞けたら、更に良かったのではないかと感じた。

・試合中のハーフタイムを使っての内容としては、コンパクトにまとめられてよいと思いました。
・バックで聴こえてくる練習中のボールを突く音は、臨場感があって効果的だと思います。
・BGM
の音量も適切で、音声がとても聞き取りやすかったことは評価できます。
・質問が一律にならず、インタビュー相手に合わせて質問内容を変えている生田和徳さんにとても好感が持てました。
・ただ、Bリーグやバスケットボールのことをちゃんと理解していない者にとって、選手のインタビューだけの内容ではあまり興味のもてる内容ではありませんでした。15分間という時間的な制約もあると思いますが、何かもう少し変化があるといいと思います。

(3)その他(来年度以降の審議会開催形式について)
日頃の業務推進効率化(働き方改革)にあたり、当社では令和6年度から番組審議会の開催を、電子配信で行うことにしました。つきましては、ご理解を頂くとともにご協力を御願いします。尚、この度の能登地震につきましては心よりお見舞いを申しあげます。 

 
5.審議期間の答申又は意見に対してとった措置の内容
前審議会で指摘された諸事項に関しては、関連部署に伝え、今後の番組作りに役立てるように検討を促した。

                                    以上